2015年8月24日月曜日

エコロジー

まだまだ暑い中、運転をしながらペットボトルのビタミン水を飲んでいました。
ふと、空になった透明のペットボトルを見ながら、ペットボトルも水から出来ていて
水に天然の素材を混ぜることで固めることが出来て、逆に自然に返す時は何かを
振り掛ければ水に戻る。そんなものだったら究極のエコだなと考えていました。
考え出すと調べずにはいられず、実際に近いものがあるではないですか。

イギリスの3人組のデザイナーが藻と乳酸カルシウムから作った生物分解性のある水の容器を開発したそうです。様々なサイズに作ることが可能で、中の水を衛生的に保ってくれる。しかも食べることもできる。そのうえ、1個2.5円程度と低コストだ。もうすでに販売されているそうです。

液体が水滴を形成するのは表面張力があるからで、自由表面によってほぼ完全に結合している。これを利用して、食用可能な藻の膜の中に水を包み込む。
ゼラチン状の膜の材料となるのは、褐藻類から採取したアルギン酸ナトリウムや乳酸カルシウム。
この水の容器には接着剤なしでもラベルを貼り付けることができるため、例えばライスペーパーなどから作れば、ラベルごと食べることもできる。
容器ごと食べるならビニール袋などに入れて持ち運ばなければならないが、中身だけチューっと飲んで、容器を捨てても分解され土に戻っていく。
アルギン酸は褐藻などに含まれる多糖類で食物繊維の一種で食物繊維飲料や安定剤として使用されている。乳酸カルシウムはカルシウムの乳酸塩でベーキングパウダーの原料や医薬品に用いられているので、このまま食べても大丈夫なんだそうだ。

アルギン酸も乳酸カルシウムもアマゾンで買えて、簡単に自分でも作れるそうです。

そのうちに、この世の中からペットボトルのごみが無くなればいいですね。



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